Inspection
of the
Province District,
France 2017
②シストロンの古城
初春に寒波が襲来したプロバンスを視察しました。
初春に果実が付いていた、例えばサクランボなどが全滅していました。ラベンダーやラバンジンは、花が咲く前でしたが、生育が遅れています。
フランス東南部に位置するヴェルコール自然公園から、シストロンまで細い山道を車で約2時間走ると、左側に奇岩の絶壁（写真①）が切り立ちます。
シストロンの古城（写真②）の下には小さな村があり、観光客用のレストランや民宿などがあります。
（レストランなどは閉店時間が早いので、観光に行かれる方は要注意です）
④道端に咲くポピー
シストロンから高速道路でマノスクまで行き、そこからD6、D952を東に向かって、ヴァロンソル村の地平線まで伸びるラベンダー畑（写真③）、小麦畑の中を進みます。
ラベンダーは未だ開花前でしたが、青々と葉を伸ばしています。道端にポピー（写真④）が咲いていて、7月になると、一面紫色の花で埋め尽くされます。
マリー村
⑥青い水 サン・クロワ湖
ヴェルドン渓谷に向かう途中、背後の山が二つに割れた、まるでおとぎ話のように美しい家屋群が集まるムスティエ・サント・マリー村を通過します。
そこから数キロ山道を下ると、眼下にブルーの人口湖サン・クロワ湖（写真⑥）が広がります。澄み切った水が楽しめる湖岸を後にし、引き続きヴェルドン渓谷に向かいます。
D71をヴェルドン渓谷に入ります。
ヴェルドン川両岸に現れる、100~200mの崖や、プロバンスに多く見られる奇岩群は、アルプス造山期に氷河が削った跡だそうです。約10ｋｍくねくね走り、川を跨ぐ大きな橋を渡ると、ヴェルドン渓谷から離れます。
そこからまた、山道と麦畑やラベンダー畑の間を、約5時間走ってニースに着きます。6月中旬から、ラベンダーやラバンジンの花が咲き始めます。天候によって収穫される日は変わりますが、一斉に花は切り取られ、蒸留所に送られます。満開の花が見られるのは、ごく短い期間だけです。
Uni-World Enterprise Co.,Ltd.
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